ボルフィリンとアディフィリン、その違いと特徴とは?

ボルフィリンとアディフィリン、その違いと特徴は?

バストアップクリームの主成分として話題の新成分、それが「ボルフィリン」と「アディフィリン」です。

「塗った場所に脂肪を増やすことができる」という効果で近年話題に上がるようになった2つの成分。同じ効果のある成分ですが、バストアップクリームにはそれぞれ別の成分として配合されています。

一見同じものに見える成分ですが、ボルフィリンとアデフィリンは何が違うのか、クローズアップしてみましょう。

ボルフィリンとアデフィリン違いと共通点を比較

ボルフィリンとアデフィリンは、似ているようで違う成分です。それぞれどんなところが違うのか、共通点はどこなのかまとめてみました。

<ボルフィリンとアデフィリンの違い、共通点まとめ>
ボルフィリンとアデフィリンの比較表

ボルフィリンとは?

ボルフィリンは、バストアップクリームの成分表に「ハナスゲ根エキス」として表記されている成分です。ボルフィリンの主な原料は、ハナスゲという植物の根に含まれている「サルササポゲニン」(パリゲニンとも呼ばれる)というものです。

フランスのセダーマ(Sederma)という会社が開発した成分で、「ボルフィリン」ではなく「サルササポゲニン含有組成物」という名前で特許も取得しています。

このサルササポゲニンは、女性ホルモンであるエストロゲンとやや似た構造を持っています。サルササポゲニンは、脂肪生成特性というの性質を持っており、皮膚に塗ることによって皮下脂肪の脂肪量を増やしてしまうのです。

このハナスゲ根エキスからとれるサルササポゲニンと、化粧品などのジェルとしても使われる水添ポリイソブテンを混ぜたのが、「ボルフィリン」と呼ばれます。

【ボルフィリンについてもっと詳しく】
「ボルフィリン(Volufiline™)とは?」

アデフィリンとは?

アディフィリンは、成分名にはアセチルヘキサペプチド-38として表記されています。

しかし、ボルフィリン(ハナスゲ根エキス)との最大の違いとして、アセチルヘキサペプチド-38「人工の成分」だということです。

アディフィリンというのは、アセチルヘキサペプチド-38を2%配合したクリームの名前です。

アディフィリンも、ボルフィリンと同じく臨床試験によってバストアップ効果が認められています。「高価すぎるボルフィリンをもっと安くできないか」という思考錯誤の末に開発された成分で、ボルフィリンの1/100ほどの価格で販売されているのです。

アデフィリンはLipotecという会社で開発された成分で、アセチルヘキサペプチド-38に加えて、バストアップクリームに混ぜやすくするために水とブチレングリコールをまぜて、ジェル状にしてあります。

【アデフィリンについてもっと詳しく】
「人工成分アデフィリン。臨床試験データからバストアップ効果を調べてみた」

アデフィリンとボルフィリンは、なぜ一緒に配合されるの?

確かな実験データによって裏打ちされ、特許も認められたこのボルフィリンという成分によって、当時のバストアップクリーム業界は一気に加熱しました。

それまで「植物エストロゲン」のみに頼ってきたバストアップクリーム業界は、下火でしかありませんでした。効果としては、どうしてもバストアップサプリに軍配があがったからです。

しかしボルフィリンというクリーム専用の特許成分が現れたことで、その効果が以前よりもずっと期待できるようになったのです。

あらゆるクリーム業者が、我先にとボルフィリンを配合したクリームを発表・販売しました。

しかし、それも長くは続きませんでした。

なぜなら「効果がなかった」から。
次第に口コミなどでボルフィリンに効果がないことが広がってしまい、バストアップクリームの評価はまた落ち込んでいってしまうのです。

実は、ボルフィリンにはひとつの落とし穴がありました。

それは、「ボルフィリン」というのは成分名ではなくクリーム名だということです。

成分かクリームかというのは非常に大きな違いです。

ボルフィリンが成分名だと勘違いしたメーカーは、クリームの中にボルフィリンを配合してしまいました。

クリームの中にクリームを配合する? この時点でもうよく分かりませんが、詳しく整理すると、重要なのは「サルササポゲニンの量」です。

ボルフィリンの中には4%ほどのサルササポゲニンが含まれています。つまり、100gのクリームなら4gのサルササポゲニンが必要です。

ところが、クリームの中にボルフィリンを配合しているということは、100gの中に5g(実際の量はもっと少ないでしょう)ほどのボルフィリンが入っていることになります。
入っているサルササポゲニンの量は、たったの0.2gになります。

サルササポゲニンというのは非常に高価であり、セダーマ社と直接契約をしたとしても、何gもクリームに配合できるものではないのです。

これでは、ボルフィリンクリームで効果が出るはずがない……。

まったく効果が無いということはないでしょうが、臨床データほどの結果が出るということは考えづらいでしょうね……。

再び迷走をはじめたバストアップクリーム業界だったのですが、近年になって、再び光明が差すことになります。
それがバストアップ成分「アディフィリン」の登場です。

しかし残念ながら、このアディフィリンという成分の知名度の低さと、「ボルフィリン」で痛い目を見た業者たちに警戒されてしまっているという点で、このアディフィリンを配合したクリームはまだ多くありません。

とは言っても「脂肪を増殖させる」という驚愕の効果を持つボルフィリンを、「実際に手の届く価格にした」アディフィリンは、十分に今後のバストアップ業界の中心を担っていけるポテンシャルを持っているといえるでしょう。

ボルフィリンやアディフィリンを使う際の注意点

「胸の脂肪を増殖させる」効果のあるボルフィリン・アディフィリンですが、使う際にひとつ注意点があります。

それは、「脂肪を増殖させるには、脂肪を蓄えるだけの栄養が必要」ということです。

太れ、といっているわけではありません。あくまでも、自分に合った栄養を摂取できているならそれで大丈夫です。

しかし、栄養不足では、脂肪増殖させようにも蓄える栄養がありません。
三食しっかりと採り、きちんとした食生活を心がけるようにすると良いでしょう。