プエラリア・ミリフィカのバストアップ効果

黒いブラジャーをしている女性の胸元

プエラリア・ミリフィカは女性の美容や健康を助けてくれることで有名な植物です。タイの北部が原産の植物で、単に「プエラリア」と呼ばれることもあります。外見はイモに似ていて、バストアップクリームでは根っこの部分の成分が抽出して使われます。

バストアップクリームに多く使われる成分なので、バストアップ効果があることは知られていますが、どんな仕組みで胸を大きくするのでしょうか?また、なぜたくさんある成分の中で、プエラリアが多く使われるのでしょうか?

プエラリアのあまり知られていない特徴

バストアップクリームやバストアップサプリの成分としてよく目にする「プエラリア」。名前と効果については比較的なじみのある美容グッズの成分だと思いますが、サプリやバストアップクリームに配合される前はどんな状態なのか、どんなルートで入手できるのかはあまり耳にする機会が無いですよね?

プエラリアの本当の姿はどんなものなのか、あまり知られていない特徴をまとめてみました。

プエラリアは3種類ある

プエラリアの学名は「マメ目マメ科クズ属プエラリア」というのが正式名称です。「プエラリアミリフィカ」という呼び方も見かけますが、こちらは英語の学名の呼び方です。

学名では分けられていませんが、実際には3種類あるとも言われていて、赤っぽい色の「グワオーデン」、黒っぽい色の「グワオーダム」、白っぽい色の「グワオークルア」と、大きく分けると3色に分けることができるようです。

中でも白っぽい色の「グワオークルア」が一番質が良いと言われていて、バストアップクリームの中にはグワオークルアを使っていることを売りにしている商品もあります。

プエラリアは見分けるのが難しい

プエラリアは主にタイを中心とした亜熱帯地域が産地で、さきほど説明した「グワオークルア」という呼び方もタイ語の「ガウクルア」(木に巻き付く蔓草)が由来のようです。

プエラリアの産地には、プエラリアとそっくりの植物が何種類もあり、現地の人でも見分けるのが難しいそうです。しかも、プエラリア以外の植物には毒性が強いものが多く、採取するときには間違わないように細心の注意を払わないといけないという、実は危険と隣り合わせな植物とも言えるのです。

植物性エストロゲンが豊富!

葉っぱの表面のアップ

バストアップにとって最も大事と言っていいのが、エストロゲンという女性ホルモンです。バストは、乳腺の周りに脂肪が集まることで成長しますが、その引き金になるのがエストロゲンなのです。エストロゲンが無いと、何も始まらないと言っても過言ではありません。

でもエストロゲンがまとまって出るタイミングや量は限られていて、しかも不規則な生活などで体の調子が崩れているとさらにうまく分泌されないという悪循環が起こります。

プエラリアには植物性エストロゲンという、エストロゲンと同じような働きを持った成分がたっぷり含まれています。どれぐらいかというと、これまで植物性エストロゲンの代名詞とも言われていた「大豆イソフラボン」の40倍にもなります。

エストロゲンは育乳だけでなく、女性らしい体型の維持や肌の健康、更年期障害の予防などにも重要な役割を果たすため、バストアップクリームはもちろん、女性向けのスキンケア用品やサプリメントの素材としても最近注目されています。

そのため、バストアップクリームを選ぶ際は、プエラリアミリフィカだけではなく、他のバストアップ成分も一緒に含まれているものを選ぶことがオススメです。

たくさん摂取しても大丈夫なの?

大きなピザを豪快に食べる女性

プエラリア(植物性エストロゲン)は、もともと体の中にある女性ホルモンと同じ働きをするので、たくさん摂取すれば良いというわけではありません。

プエラリアの産地でもあるタイでは、プエラリアを使った食品(サプリメント)の摂取量は1日200mgまでが目安とされているようです。日本でのサプリメントの配合量も、1日あたり100~250mgのものがほとんどです。

これまで、プエラリアによる重い健康被害などは報告されていないので、だいたい200~250mg程度が、誰でも安心して摂取できる量だと思います。

それ以上摂取して健康被害が出るかどうかは、普通の食品と同じでその時のホルモンバランスや体調によります。安全に使うなら、バストアップクリームやサプリのメーカーが発表している1日の目安量はしっかりと守りましょう。