フラーレンの美肌効果

最近になって、フラーレンという成分を含んだ美容グッズや化粧品が増えてきました、バストアップクリームもその一つですが、フラーレンはどんな特徴を持った成分なのでしょうか

フラーレンって何?

フラーレンは他の美容成分と違って、なかなかはっきりと理解しづらい成分です。その理由の一つが、ほかの美容成分と違って、よく知られているようなたんぱく質やビタミンなどには分類されないからです。

フラーレンは、炭素原子が集まってできた同素体という物質です。理科の授業っぽく言えば、酸素原子が2つ集まってできたものを「酸素」と呼ぶように、炭素原子が60個集まったものが「フラーレン」です。

原子や分子の世界でしか説明できない美容成分なので、ここまで説明してもなかなかしっくり来る人はいないと思いますが、形としては、サッカーボールの中身が空洞になったようなイメージです。

ちなみに豆知識にはなりますが、化学式では「C60」と表され、集まっている炭素原子の数は違いますがダイヤモンドなども同じ仲間です。

フラーレンが話題になった2つの理由

フラーレンは、なかなか日常的な知識ではとらえにくい美容成分ですが、なぜ話題になり、多くの美容グッズに使われる様になったのでしょうか。

抗酸化作用が高い

フラーレンが美容で注目されている理由は、抗酸化力が優れているためです。かなり幅広い数字ではありますが、抗酸化作用で有名なビタミンCの100~200倍という情報もあります。

フラーレンなどの抗酸化作用のある物質は、身代わりとなって活性酸素とくっつくことで、人間の細胞が酸化するのを防いでいます。

フラーレンは他の物質と比べてくっつけられる活性酸素の種類が多いので、抗酸化力が優れているといわれているのです。

ノーベル賞を受賞している

フラーレンは、美容成分の中では比較的新しい成分で、1985年にハロルド・クロトーをはじめ3人の科学者によって発見されました。

発見した3人はノーベル賞を受賞し、発見から25周年たった2010年にはGoogleのロゴが特別バージョンになるなど、とてもめずらしい発見だったことがわかります。

フラーレンの美容効果は?

抗酸化力とノーベル賞で話題のフラーレンですが、実際にどんな効果をもたらすのでしょうか?

肌あれに強くなる

肌の表面は、角質層が水分を保持しているためうるおいを保っていますが、この機能が弱くなってしまうと肌が乾燥し、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなります。

フラーレンによる抗酸化作用で、皮膚が健康に保たれるので、こうした肌のあれやアトピーなどからも肌を守るサポートをしてくれます。

紫外線を防いでシミ・そばかすを防ぐ

フラーレンは、紫外線などの肌に有害な刺激を吸収してくれます。そうすることで、しみやそばかす、黒ずみなどの原因になるメラニン色素が作られにくくなり、白くきれいな肌を保ってくれます。

バストアップクリームではどんなところで役立っている?

バストアップクリームでも、少しずつではありますがフラーレンを成分として使っているものが増えています。

フラーレンの効果から見て、胸を大きくする成分としてよりも、美容成分として配合されているようです。

バストアップクリームの主成分であるボルフィリンやアデフィリンは人工的な成分なので、肌の弱い人にとっては刺激になってしまうことがあります。

そうしたデリケートな肌のケアに対して、フラーレンを配合することでトラブルを防ぐ効果があるのだと思います。

また、フラーレンのメラニン色素を防ぐ効果や、抗酸化作用によるアンチエイジング効果も、美しいバストを保つために役立つでしょう。